真珠の見方について
真珠の見方についてよく質問をお受けします。自然で作られるものなのでその評価は
難しい部分があります。どうやって価値が決まるのでしょう?
(1)てり、まきの良さ
真珠の光沢は、ダイヤモンドのようにカットや研磨により輝かせるものではありません。
真珠独特の輝きは、自然がつくったものなのです。ここに真珠のすばらしさがあります。
当然、その輝きは一定ではありません。工場で作るものではないため、
全てが同じようにできることがないのです。そこで、「まき」が一つ重要なポイントになります。
真珠の「まき」は、長年に渡りゆっくりと出来上がるものです。
生産者はもちろん全てを自然に任せて作るわけではなく、様々な技術を駆使して、
真珠の育つ環境を整えて、よりよい真珠ができるよう頑張っています。
こうした努力の末、まきのよい真珠ができると、その光沢も大変素晴らしいものになります。
この輝きは、アコヤ真珠や黒蝶真珠と比較しても、全く引けを取りません。
kikoでご紹介している池蝶真珠は、とてもきれいな輝きを放っています。
まきは、より細かく巻かれている場合は、透明感のあるなめらかな表面になっています。
巻きの状態が太いものだと、そうはいきません。これは、真珠を見比べてみると一目瞭然です。
(2)珠の大きさ
次に評価の対象になるのは、真珠の大きさです。
一般に、10mmを超える大珠は1個できるのに5年を要すると言われています。
そのため、生産量が全体のわずか数%しかない、大変貴重なものになります。そのため価格も
10mmを超えると、かなり高いものになります。
しかし、真珠は大きければよいと言うものではありません。
ファッションアイテムとしての真珠は、身につける方に合っているか、洋服のイメージにあっているか、
好みにあっているか、いろいろな要素から選ばれた方が宜しいかと思います。
大きさも大切ですが、次の(3)の要素もぜひ見方に加えてみて下さい。
(3)色
池蝶真珠の特徴の一つに、天然の状態でいろいろな色ができるということがあります。
白、グレー、黒、パープル、オレンジ、メタリック系などファッションアイテムとして「楽しめる」ものなのです。
特にパープル系は獲れる量が少なく、貴重なカラーとなっています。そのため、価格も他の色より高めに
取り引きされております。
湖水真珠でも、よりファッション性を出すために色を染める場合もあります。
染めたものに付きましては必ず販売時に「染め」と表記しますのでご参考にして下さい。
(4)形
池蝶真珠は、核を入れないため真円珠(ラウンド)を作ることは「奇跡だ!」とまで言われていました。
しかし、最近では技術も発達したためラウンドを作れるようになってきました。
といっても、簡単なものではありません。
淡水にはおおよそ下記のような形があります。
・ラウンド(真円)
・ライス(お米に似ている)
・エッグ、ポテト(ライスの短いもの)
・ドロップ(雫の形)
・ボタン(表面に丸みがあり、裏面は平型)
・ツイン(珠と珠が結合してできたもの)
・サークル(表面に文様のようなものが見られる)
・フェザー(羽根の形)
・ケシ(一つ一つが特徴的)
・核を入れて星形などにしたもの
更に細かく分けるとかなりの種類になりますが、おおよそこのように分類されます。
きれいなラウンドで大珠のものが評価も価格も高くなりますが、それよりもやはりファッション性を
重視した方が、より池蝶真珠の世界をお楽しみ頂けるかと思います。
※キズについて
「真珠にキズがあったんですけど」というお問い合せがございます。
天然の真珠は、生育する過程で傷が付くこともあります。もちろん、キズがないものすごく綺麗なものも
ありますが、価格的にはかなりの差があります。
kikoでは、できるだけ綺麗なものを選びお届けしておりますが、やはり100%完璧なものを
お届けすることは難しいのです。
某ブランドで取り扱われている13mm珠ほどの淡水真珠のネックレスでも、キズが見られます。
(販売価格は数十万円はしているものです)
どうしてもこのキズが気になる、という場合には交換させて頂きます。
ただ、キズも自然が作った芸術と捉えていただけましたら幸いです。 |